校長挨拶

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校 長 挨 拶

  

 

 

 この度は北海道霧多布高等学校のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。

 本校は、ラムサール条約に登録されている霧多布湿原、北太平洋シーサイドライン上の琵琶瀬展望台や霧多布岬など風光明媚で自然豊かな「浜中町」にあります。また令和3年には国内58カ所目の「厚岸霧多布昆布森国定公園」に指定されました。町は人口約5,300人で、天然昆布や浜中養殖うにを中心とする漁業と高品質な牛乳を生産している酪農業等の「第一次産業」が盛んな町です。 また、モンキー・パンチ先生(本校卒業生)の故郷として、「ルパン三世」をテーマにしたまちづくりを行っており、全国からファンが来町しています。

 霧多布高校は全校生徒55名の小さな町立高校ですが、浜中町の教育理念である「ふるさと浜中に生き、豊かなまちを拓き創造する人づくり」の実現に向け、日々の教育活動に生徒・教職員が取り組んでいます。また、本校の校訓「英知」「錬磨」「創造」をもとに、学校生活の中で生徒たちは互いに知恵を出し合い、切磋琢磨しつつ、自らの目標に向かって日々自分の成長に努めています。

 本校の特長的な取組としては、総合的な探究の時間で地域学習として「浜中学(はまなかがく)」を行っています。故郷「浜中町」の魅力を再認識し、今後のまちづくりの方策について探究的な活動を行い、情報発信や課題解決の方策を高校生が自ら検討・提案・実現に励んでいます。さらに、地域と連携した持続可能な世界を目指した取り組みも行っています。また、普通高校ではありますが、地産地消をテーマとした商品開発や町のイベントにも積極的に参加をしています。部活動では、11の部局の生徒たちが日々積極的な活動を行っており、全国大会や全道大会にも出場し全員が上位入賞を目指して活動しています。生徒会活動では、「生徒による生徒のための生徒会」を合言葉に、充実した学校生活を送れるよう努めるとともに、学校祭を始めとする楽しい行事を企画・実行しています。

 本校は、町立高校として浜中町から外部講師・英語指導助手(ALT)・スクールカウンセラーの派遣や、町内の施設利用および給食の提供と無償化、タブレット端末の貸与など様々な教育活動において多大な御支援をいただいています。たとえば、毎年7月に実施している各種視察研修では海外視察研修・国内環境視察研修・国内産業視察研修に生徒を多数派遣させていただいており、それぞれのテーマに沿った研修を深めています。また、スキルアップ制度と称して、各種検定試験や模擬試験受験への補助制度も充実しています。

 本校は、明るく、爽やかな挨拶ができる純朴な生徒たちが、学習に、生徒会活動に、部活動に主体的に取り組んでいます。また、地域の方々から「霧高」の愛称で根付いており地域との連携が充実している学校です。学校内外でこれからもより一層活発に活動しますので、今後とも霧多布高校に温かい眼差しを向けていただければ幸いです。

令和6年4月1日

北海道霧多布高等学校長 柴 尾 尚 文

この記事に関するお問い合わせ先

北海道霧多布高等学校
〒088-1527 北海道厚岸郡浜中町新川東2丁目41番地
電話番号:0153-62-2688

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