浜中町役場新庁舎完成までの経過

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浜中町役場新庁舎が完成しました。(令和3年1月更新)

新庁舎の建物概要

新庁舎開庁までの経過

防災拠点としての機能が充実した災害に強い庁舎に変わりました!

高台移転による安全性の確保

 これまで津波浸水への懸念があった旧庁舎(標高3.2メートル)を、浸水被害を受けない高台(標高42.0メートル)へ移転させたことにより、防災拠点となる安全で安心な庁舎となります。

建物と人命を地震から守る『免震構造』を採用

 免震構造は、大地震が起きた場合でも建物への損傷が生じにくく、安全性が確保されるほか、地震の揺れから来庁者や職員の命を守り、防災拠点としての機能を果たすことができます。

避難機能と庁舎機能を兼ね備えた庁舎

 災害時には、庁舎1階の一部と3階のフロア全体が避難エリアとして機能し、避難された方々の生活を支えます。庁舎2階には、防災関連の機器を集約した防災管理室を設置し、災害対応の拠点として活用されることとなります。

 

新庁舎の敷地全体が防災の拠点となります。

多くの車両が避難することができる拠点避難地

 災害時には、周辺地区住民の多くが自家用車で高台へ避難する想定から、最大限駐車スペースを確保しました。

駐車台数:第1駐車場67台、第2駐車場195台

 また、新庁舎の東側に配置される防災発電棟には、非常用発電機が設置され、停電時には、以下の施設へ電力が供給されます。

新庁舎:照明、コンセント、冷暖房、浄化槽、エレベーター

拠点避難地:避難車両駐車スぺースの外灯

防災発電棟

非常用発電機

湯沸高台への速やかな避難を実現する避難道路

 霧多布市街地から湯沸高台へつながる避難道路の工事が旧庁舎解体後に再開し、本年秋頃に開通します。

 避難道路には、片側に歩道が整備され、中間部の避難階段からは、新庁舎の出入口付近に抜けることができます。

避難道路

避難階段

ヘリポートや緊急援助隊の拠点となる防災広場

 防災広場内には、災害対応に必要な備品や資材などを収納する防災倉庫が配置されます。

 災害時に避難所となる新庁舎や霧多布温泉ゆうゆへ供給する飲用水・生活用水を貯留する防災貯留槽も設置されます。

防災倉庫

防災貯留槽

旧庁舎の解体工事が始まります。

 新庁舎移転に伴い、旧庁舎の解体工事が始まります。速やかに避難道路を完成させるため、1月中旬より解体工事に着手し、4月末までに完了する予定です。

旧庁舎と新庁舎の貴重なツーショット

新庁舎がいよいよ完成目前です。(令和2年11月)

 令和元年5月中旬の基礎掘削工事から始まった新庁舎がいよいよ完成します。

 新庁舎の外部足場がすべて解体され、霧多布市街地から新庁舎の全貌が確認できるようになりました。駐車場のアスファルト舗装や区画線引きが完了し、残すは内部の施工のみとなりました。

 今後は、令和3年1月6日の業務開始に向けて、備品搬入や各種機器の接続作業などを進めていきます。

周囲の自然環境と調和した外観

避難拠点となる広い敷地

街並みを一望できる展望広場

耐久性が高い外壁レンガ

木とレンガの温かみを感じるエントランスロビー

自然光を多く取り入れた内観

琵琶瀬湾から浜中湾を一望

わかりやすい案内表示

全体の工事進捗状況(令和2年11月撮影)

新庁舎のコンクリート打設が完了しました。(令和2年8月)

 新庁舎工事は、6月中旬に3階部分、7月中旬に屋上部分のコンクリート打設を完了しました。

 現在、庁舎外部では、外壁のレンガ積みが行われています。レンガは、周辺の自然環境と調和させるため、立ち込める霧をイメージした白色系とやわらかい印象の土色系を使用しています。

現庁舎裏上空から見た新庁舎

レンガ積み

庁舎内部では、内装工事が行われています。

 建築主体工事をはじめ、各設備工事ともに完成に向けて日々作業が進められています。

天井部の空調設備・電気配線

ガラス取り付け

壁下地

壁ボード貼り

全体の工事進捗状況(令和2年8月撮影)

新庁舎2階のコンクリート打設が完了しました。(令和2年5月)

 冬期間の工事を休止していた新庁舎建設工事は、3月中旬より再開しました。

 建築主体工事は、2階部分の配筋・型枠設置作業を進め、4月下旬に2階のコンクリート打設を完了しました。引き続き、3階部分の配筋・型枠設置作業を進めていき、本年7月中には、新庁舎屋上までのコンクリート打設を完了する予定です。

 また、各設備工事についても、建築主体工事の進捗に併せて配管工事が進められています。

 避難道路建設工事では、側溝や縁石の施工に並行して4月中旬より植生工(1)が行われています。

 

2階のコンクリート打設

コンクリート打設後の新庁舎

道路法面の植生工

法面に敷設された植生注入マット

全体の工事進捗状況(令和2年5月撮影)

新庁舎1階のコンクリート打設が完了しました。(令和元年12月)

 11月下旬に1階のコンクリート打設を完了しました。本年は、1階までの施工となりますので、型枠の取り外し作業を行い、年内に施工を完了する予定です。来年は、3月中旬より、2階部分の配筋・型枠設置を開始し、11月下旬の完成に向けて工事を進めていきます。

 また、新庁舎では、冷暖房設備の熱源として地中熱を活用することから、8月中旬より新庁舎前の敷地にて地中熱利用設備工事が行われています。現在は、地中にボアホール(約100mの縦穴)115本の掘削と地中から熱を運ぶための採熱管の挿入を完了し、庁舎の地下ピットまでの配管作業を行っています。

 避難道路および新庁舎敷地においては、掘削を概ね完了し、防災広場へ搬出した土砂の埋め立てを進めています。

1階のコンクリート打設完了

地中熱利用設備工事

全体の工事進捗状況(令和元年12月撮影)

全体の工事進捗状況(令和元年9月撮影)

新庁舎の免震装置を設置完了しました。(令和元年8月)

 7月下旬に庁舎の擁壁および免震基礎下部コンクリート打設を行い、8月上旬に免震装置を設置いたしました。免震装置により、地震の揺れを直接建物に伝わりにくくし、大地震にも躯体の損傷が少ない建物構造となります。

 今後においては、免震基礎上部の工事を進めていきます。

 

免震装置設置風景

免震装置(積層ゴム)

 防災貯留槽建設工事、避難道路建設工事、新庁舎敷地造成工事、防災広場造成工事につきましても、着々と工事が進められています。

避難道路・庁舎敷地の工事進捗状況

防災広場・防災貯留槽の工事進捗状況

全体の工事進捗状況(令和元年8月撮影)

新庁舎および防災貯留槽の基礎掘削工事が完了しました。(令和元年6月)

 5月中旬より始めた新庁舎の基礎掘削工事が終わり、6月中旬に捨てコンクリート打設(1)が行われました。(防災貯留槽(2)については、5月より基礎掘削、5月下旬に捨てコンクリート打設を完了。)

 今後は、捨てコンクリートの上に鉄筋を組んでいき、型枠にコンクリートを流し込むことで、建物の重要な土台となる基礎を完成させていきます。

 

 

  • 1 捨てコンクリートとは、基礎の底面を平らにし、構造体の位置を決めるために敷くコンクリート。(建物の強度には関わらない。)
  • 2 防災貯留槽とは、災害時に断水した場合でも湯沸高台の避難施設(新庁舎および霧多布温泉ゆうゆ)へ水を供給する施設。

全体の工事進捗状況(令和元年6月撮影)

全体の工事進捗状況(令和元年4月撮影)

新庁舎建設関連工事安全祈願祭が執り行われました。(平成31年3月)

 平成31年3月28日、新庁舎建設地において、工事受注者の主催により、「浜中町役場新庁舎建設関連工事安全祈願祭」が執り行われました。安全祈願祭には、町議会や町関係団体をはじめ、設計業者、工事関係者ら84名が参列し、工事の安全成就を祈願しました。

 松本町長は、挨拶の中で、工事関係者に対し、「一つひとつの工事が無事に滞りなく完成しますよう、心から祈念申し上げますとともに、浜中町の未来と住民の幸せのために、全力を注いでいただきますよう心からお願い申し上げます。」と述べられました。

 新庁舎は、平成32年11月末の完成を目指し、工事を進めてまいりますので、引き続き、ご理解とご協力をお願いします。

安全祈願祭式場(外観)

式典の様子

鍬入れ(松本町長)

発注者挨拶(松本町長)

新庁舎敷地造成等の工事を進めています。(平成31年1月)

 昨年11月より、新庁舎敷地造成工事、避難道路建設工事、防災広場造成工事が行われており、役場新庁舎建設に向けた工事が本格的に始まりました。

 新庁舎敷地造成につきましては、新庁舎が建設される敷地を先行で掘削し、並行して避難道路建設を進めています。また、新庁舎敷地造成および避難道路建設で発生する掘削土を搬出し、防災広場を造成しています。

水取場地区上空から見た新庁舎イメージ

新庁舎敷地(掘削前)

新庁舎敷地を掘削

湯沸(高台)側から避難道路を造成

他工事の掘削土を埋め立て防災広場を造成

この記事に関するお問い合わせ先

浜中町役場 総務課 総務係
〒088-1592 北海道厚岸郡浜中町湯沸445番地
電話番号:0153-62-2125

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