6月24日 霧高3年生がトドマツオイルの抽出と動物の毛皮・はく製を観察!

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 6月24日(金)、霧多布高等学校の3年生10人が「地域と自然」という選択授業の一環で、霧多布湿原センターにてトドマツのアロマオイルの抽出とウサギやキツネなどの毛皮や鳥のはく製を観察しました。
 生徒の皆さんは、最初に湿原センターの研究室でトドマツを蒸留によってアロマオイルと水に分ける方法を教わり、細かく切ったトドマツをフラスコに入れた後、火にかけました。オイルが抽出されるまでは、湿原センターの職員の方から、霧多布湿原が航空写真では森のように緑色ではなく茶色に見えること、学校の周りに湿原があることが全国的に珍しいこと、日本で見られる鳥(633種)のうち半分近くの鳥(293種)が見られることなどを学びました。さらに、さまざまな動物の毛皮やはく製を直接手に持って観察しました。
 トドマツのアロマオイルが完成してからは、出来立ての香りや少し時間が経ったオイルとの比較を行いました。今回生徒の皆さんが抽出したトドマツオイルは、消臭効果や森林浴効果があり、虫よけにも効くとのことで、保管方法は冷蔵庫がお薦めで、3か月を目途に使うと良いとのことでした。

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