6年生自主学習ノート

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 第6学年の教室で授業参観していると、いくつかの特徴があることに気付きます。例えば、本時の課題について、全員が思考しています。周りの友達と互いの考えを交流します。難しい課題のときは、いくつかのグループが自然にできて、互いの考えを基に協議します。授業の終末のまとめの場面では、本時で学習したことを自分の言葉でまとめます。つまり、「主体的・対話的で深い学び」が実践されています。先日、全国学力・学習状況調査の結果が公表されましたが、第6学年の結果は見事なものでした。第6学年の子どもたちの学力が高い理由は、日常の授業が充実していることはもとよりですが、もう一つ、大切な理由があります。それが「自主学習ノート」の取組です。「自主」ですから、先生から指示されるわけではありません。自分で何を学習するのか、どのように学習するのかを考えて実行しているのです。

 現在、1階廊下に「自主学習ノートのモデル」が展示されています。ノート1ページにびっしり書き込んでありますが、見る人のことを意識して、イラストを入れたり、文字の間隔を適度に空けたりするなどして、とても見やすくなっています。また、日付が書いてあり、どれぐらい勉強したのか「学習時間」も書かれています。さらに、今日取り組む自主学習の「めあて」と、取り組んでみての「振り返り」が書かれています。まさに自分の学習をマネジメントしています。

 学校でも家庭でも、どこでも「一人学びできる力」を身に付けることが、未来社会を生き抜くために必要な資質・能力だと言われています。まさに第6学年の子どもたちの実践です。是非、他学年もこの取組を真似してほしいと思います。茶内小学校の全ての子どもたちが「一人学びができる子ども」になってほしいと願っています。

 

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