交流授業週間⑥

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 22日(水)2校時、第5学年において清水教諭が「特別の教科 道徳」の授業を公開しました。本時は「銀のしょく台」という読み物資料を活用して、「広い心をもつことのよさ」について考える内容でした。黒板に2人の登場人物のイラストが掲示され、2人の心情の流れを全員で丁寧にたどっていきました。「司教はなぜ銀の燭台を渡したのかな?」という本時の核心に迫る発問に対して、子どもたちはノートに自分の考えを書いていきます。そして、たくさんの手が挙がり、自分の考えを発表していきます。「ジャン・バルジャンが貧しい人だからです」「司教さんが優しいからです」「もう二度と泥棒しないようにするためです」「人を許す心をもっていたからです」など、登場人物の道徳的心情をつく見事な発表が続きました。その度に、「なるほどね」「そうだよね」「そういう考えもあるか」など、友達の発言を認めるつぶやきが聞こえてきます。本時は「相互理解、寛容」を扱う内容なので、子どもたちの姿勢から、その内容が達成されていることが分かります。最後に「広い心をもつことのよさとは何かな?」という発問がありました。「許し合えることです」「すぐに起こってはだめだと思う」「自分に非がれば謝ることが大事だと思う」など、本時のねらいを達成する声がたくさん聞かれました。清水教諭は自ら道徳の研究会に参加するなどして、道徳の授業改善を積極的に進めています。子どもたちの授業に臨む姿勢はもとよりですが、清水教諭の日常の努力の成果が現れた授業だったと感じました。

 

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