交流授業週間④

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 9日(木)の5校時に、手代木教諭が特別支援学級において算数科の授業を公開しました。授業の冒頭に「箱あてゲーム」が行われました。黒板の前の机に形の違う箱が複数置かれています。指名された子どもがどの箱を選んだのか、その箱を当てるゲームです。解答者の子どもが自分の解答はもとよりですが、そう考えた理由をきちんと添えて答えていきます。本時の学習に入ると、手代木教諭が「今日の課題、どうしようか?」と子どもたちに問い掛けます。すると子どもたちは、前時までの学習内容を踏まえて、自分たちで課題を設定します。課題が決まったら、「個人思考」、「互いの考えの交流」という流れで授業が進んでいきますが、進行は全て子どもたちです。課題解決の場面でも、手代木教諭は「どうして?」、「もっと詳しく言ってみて」など、子ども自身の考えを引き出す発問を繰り返します。子どもたちは、それに応じて自分の考えを堂々と友達に伝えていきます。本時のまとめも当然、子どもたちが行います。手代木教諭は、子どもたちの活動の軌道をたまに修正したり、新しい言葉が出てきたら解説したりしますが、それ以外は子どもたちが自己調整力を発揮して授業をつくります。手代木教諭の学級では、未来社会の創り手となる資質・能力を子どもたち自身が獲得する、そんな授業が日常的に行われています。未来社会を自分らしく生きる子どもたちの姿を常に想像して授業を創る、秀逸です。

 

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