学び合う

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 放課後の職員室からは、教職員の皆さんのいろいろな声が聞こえてきます。年度当初は、子どもたちの頑張りを認めたり、困り感をもった子どもをどのように支援しようか話し合ったりなど、子どものことや学級経営についての話がたくさん聞こえてました。しかし、10月あたりから、授業づくりや授業改善に関する話が、あちらこちらから聞こえてきています。公開研究会の準備があったからということもありますが、校内公開研究会が終わった後も聞こえてきています。自分の実践を先輩教師に聞いてもらって助言を求めていたり、これから授業をする単元の内容をリサーチしたり、自分が作成したワークシートの改善点を協議したりするなど、そんな声が聞こえてこます。これからは、「授業で勝負する教師」がより求められます。その姿を自分たちで追い求める姿勢は頼もしく感じます。

 22日に職員室の棚の上に、「勝手にこばやし文庫」が設置されました。小林教諭が自身の実践に生かしている書籍を紹介するコーナーです。小林教諭は本校でICT教育推進の中核を担っており、ICTに関する豊富な知識やスキルをどのように身に付けているのか、とても気になるところでした。その手の内を示してくれています。また、24日の朝、職員室の校長の机の上に回覧板が乗っていました。そこには、23日に行われた「北海道特別支援教育学会」の資料がありました。手代木教諭が休日にもかかわらず自主的に参加した学会の資料を公開してくれたのです。自身の研修の成果を学校全体に共有しようとしてくれています。

 小学校はなかなか研修の時間が取れなくて苦労しますが、このような形なら、自分の好きな時間に、好きな場所で学ぶことができます。新しい研修の形を示してくれたこと、互いに学び合う環境をつくってくれたこと、小林教諭と手代木教諭に感謝したいと思います。

 

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