第2学年の挑戦「自学・自習」

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 17日(金)の2校時目、第2学年の算数科の授業において、ある「挑戦」が行われました。それは「自学・自習」、つまり、子どもたち自身が学び、習うという取組です。端的に言うと、子どもたちだけで授業を進めていくということです。本時は「図を使って考えよう」の内容の授業でした。教師役は森下太陽さん、渡邉琉愛さん、國井颯一郎さんが務めました。太陽さんが、本時の問題を板書します。板書が終わると、颯一郎さんが、「みんな書けましたか?」と全体の様子を確認します。少し時間がかかっている人を見付けると、「もう少し待ちますね」と言って、決して急がせません。その後、太陽さんが、「この問題で分かっていることは何ですか?」と問うと、たくさんの手が挙がります。一人一人の発言を丁寧に拾い上げて、問題文の適切な個所に定規で下線を引いていきます。そこから、「本時の課題を考えましょう、どうしますか?」という問い掛けがあり、みんなで課題を導いていきました。課題解決の時間は、教師役の3人も一緒に課題を解きます。そして、時間が来たので、琉愛さんが「式が分かる人いますか?」と問い掛けると、またしてもたくさんの手が挙がります。一人が指名され回答しました。教師役の3人が想定していた回答とは若干違っていましたが、琉愛さんが「答えはちゃんと合っているから大丈夫だよ」と言って、発言をしっかり受け入れていました。児童役(?)の子どもたちからは、教師役の3人の頑張りを讃える声がたくさん聞かれました。本時のまとめもしっかり行われ、最後は全員で練習問題を解いて「分かった」「できた」を実感していました。この授業を行うに当たっては、相当な準備が必要だったはずです。そのことも含めて、自分たちで授業をつくっていこうとする第2学年の子どもたちの姿勢は立派でした。

 

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